【みんなの作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #93 現地会場

2025年6月28日(土)に、CoderDojo稲沢正明寺の第93回目を名古屋文理大学文化フォーラムにて開催しました。今回は7名のニンジャ(子どもたち)と1名のメンター(サポートする大人)が参加し、和やかな雰囲気の中でプログラミングを楽しみました。

参加者について

  • ニンジャ(現地): 7名
  • メンター(現地): 1名

活動内容

今回は「Scratch」と「Roblox」の2つの環境でプログラミングを楽しみました。特にScratchに取り組む子どもたちが多く、それぞれが思い思いの作品づくりに没頭する姿が印象的でした。

Scratchでの作品

今回最も多くのニンジャが取り組んだScratchでは、5名の子どもたちがそれぞれ個性豊かな作品を制作しました。

横スクロールのゲームに挑戦する子や、なんと3Dゲームを作ろうとする子もいて、その発想力の豊かさに驚かされましたね。中でも特に印象的だったのが、自分でコースを作るゲームを制作した子の作品です。プレイヤーが自由にコースを設計できるという発想には、本当にびっくりしました。

作品への取り組み方も様々で、新しく作品を始める子もいれば、前回から続けている作品を改良していく子もいました。新しく作るのももちろん素晴らしいですが、一つの作品に愛情を込めて継続的に作り込んでいく姿勢も、とても良いなと思います。

今回特にユニークだったのが、アニメーション作品の予告編を制作してくれた子の作品でした。その作り込まれた内容には本当に驚きました。音楽とアニメーションがピッタリと合っていて、まるでプロが作ったような完成度の高さでしたね。

活動中は、「思ったように動かない」といった質問をたくさん受けました。そんなときは一緒に考えながら問題を解決していきました。エラーが出たときの調べ方にもテクニックがあるので、そういった技術的なサポートも今後伝えていきたいと考えています。

Robloxでの作品

今回新たにRobloxに挑戦してくれた子もいました。

初めてということで、まずは操作方法やブロックの置き方から学んでもらいました。球体や立方体を配置して、色を変えたり素材を変えたりと、基本的な操作を楽しそうに覚えていく様子が印象的でした。

その子はアスレチックゲームの制作に取り組んでいて、「ぶつかって体力が減る」というブロックを作っていました。この機能はプログラムを書く必要があるため、お家の人と一緒に挑戦していましたね。こうした機能が作れるようになると、徐々に体力が減ったり、回復の泉のような仕組みも実現できるようになると思います。ぜひ今後もチャレンジしてほしいですね。

今回のハイライト

今回のDojoでは、Scratchに取り組む子どもたちが多く、みんな慣れた様子で作品づくりを楽しんでいました。それぞれが持つアイディアの豊富さには本当に感心させられました。

また、他の子の作品を見て回る姿も多く見られ、お互いに学び合う雰囲気がとても良かったと思います。こうした相互の学び合いこそが、CoderDojoの大切な価値の一つだと感じています。

さいごに

今回も子どもたちの豊かな創造性と、新しいことに挑戦する姿勢に触れることができた、充実したCoderDojoとなりました。

現地会場にて2,434円の募金をいただきました。ご支援いただき、誠にありがとうございました。今後の活動費として大切に活用させていただきます。

次回も子どもたちが楽しみながらプログラミングの可能性を広げられる場を提供していきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。