【みんなの作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #100 現地会場
記念すべき第100回目の開催!
2025年11月8日(土)に、CoderDojo稲沢正明寺の記念すべき第100回目を名古屋文理大学文化フォーラムにて開催しました。今回は7名のニンジャ(子どもたち)と1名のメンター(サポートする大人)が参加し、和やかな雰囲気の中でプログラミングを楽しみました。

100回という節目を迎えられたのは、これまで参加してくれたすべてのニンジャたち、そして支えてくださったメンターや保護者の皆様のおかげですね。スタートの時に参加してくれていた子たちは大きくなって卒業していきましたが、こうやって移り変わっていく良さもあるんだろうなと思います。
参加者について
- ニンジャ(現地): 7名
- メンター(現地): 1名
活動内容
今回は「Scratch」「Roblox」「教育版Minecraft」「Progate」の4つの環境でプログラミングを楽しみました。それぞれが思い思いのツールを選んで、作品づくりに没頭する姿が印象的でしたね。
Scratchでの作品
今回Scratchに取り組んだニンジャたちは、どちらも本格的なゲーム制作に挑戦していました。
1人目のニンジャは、自分が操作するキャラクターを壁の間を通過させるゲームを制作。壁の間に隙間ができて、いろんな形の障害物を上下に動かして脱出できるか、という感じですね。ビリビリ棒のように、その壁に触れたらゲーム終了という仕組みです。

ステージがどんどんと難しくなっていって、なんと結局作った本人のステージ5はクリアできなかったそうです。それだけ難しそうなゲームに仕上がっていたんですね!

もう1人のニンジャは、動物が登場するゲームを制作しました。迷路と鬼ごっこを組み合わせたようなゲームで、ゴールに行くまでに追いかけてくる敵に捕まったら終わり、という内容です。

もともと存在しているゲームを組み合わせるのはいいアイデアだと思います。全く新しいゲームになりますからね。こういう発想力が素晴らしいですね。

Robloxでの作品
今回、2名のニンジャがRobloxでのゲーム制作に取り組みました。
1人目のニンジャは、アスレチックゲームづくりに挑戦。立体を置いて、そして消える床を実装していました。1つの四角形や棒を置くだけでも、どのような大きさにするか考えたりして、「時間がかかる〜」って言いながら作っていましたね。

消える床の作り方が不明ということで、お家の方と一緒に調べていたのが印象的でした。親と子が一緒に楽しめるのは良いことですね。

「公開したい」と言っていて、Robloxは簡単に作ったゲームを公開できて友達にも遊んでもらえるのもいいと思います。
もう1人のニンジャは、実際にスクリプトを書いてゲームを実装していました。キャラクターの移動スピードを早くしていたこともあって、すごく迫力のある作品になっていましたね。

スクリプトが自在に書けるようになると、作品の幅が広がります。ステージを動かすことも、ゲームオーバーの判定も色々と変えることができますし、難しさも調整することができますからね。

教育版Minecraftでの作品
教育版Minecraftでは、2名のニンジャがそれぞれ個性的な作品を作っていました。

1人目のニンジャは、動物園を作っていました。柵やブロックで囲いを作って、たくさんの動物がいる楽しそうな雰囲気の動物園でしたね。

豚・牛・馬などもいましたし、イカ・タコなど海の生物もいて、すごく賑やかでした。あとマイクラってコウモリもいるんですね。知らなかったです!
もう1人のニンジャは、地下に部屋を作っていました。秘密基地みたいな感覚で、こういうのってワクワクしますよね。

自分で硬い石を掘り進めて、そして地下に広がった大きな空間で自分の理想のお部屋を作る。ランタンを置いて、地下なのに明るい空間が広がっていましたね。

Progateでの学習
今回、新しい取り組みとしてProgateでの学習に挑戦したニンジャがいました。
HTML/CSSの勉強に取り組んでいて、ホームページを作るためのプログラミング言語を学んでいました。実際の世の中でもたくさん使われている言語ですね。

h1タグや文字の修飾など学べるとのことで、ゲームをクリアしていくような感じで1つずつクリアしていけるのが良いと思います。こうした本格的なプログラミング学習への挑戦も素晴らしいですね。


今回のハイライト
今回は色んなツールを楽しんでいたのが印象的でした。Scratch、Roblox、Minecraft、Progateと、それぞれが自分に合ったツールを選んで、おうちの人と相談しながら作品づくりを楽しんでいましたね。

記念すべき第100回目。スタートの時に参加してくれていた子たちは大きくなったのでもう参加していませんが、こうやって移り変わっていく良さもあるんだろうなと思いました。
新しい子どもたちが集まって、新しい作品が生まれて、そしてまた次の世代へとつながっていく。そんな素敵な場所であり続けたいですね。
さいごに
記念すべき第100回目を無事に開催することができました。これまで参加してくださったすべての皆様に心から感謝申し上げます。

現地会場にて4,010円の募金をいただきました。ご支援いただき、誠にありがとうございました。今後の活動費として大切に活用させていただきます。
これからも子どもたちが楽しみながらプログラミングの可能性を広げられる場を提供していきたいと思います。次回も皆様のご参加を心よりお待ちしております!
