【みんなの作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #92 現地会場
2025年6月1日(日)に、CoderDojo 稲沢正明寺の第92回目を名古屋文理大学文化フォーラムにて開催しました。今回は12名のニンジャ(子どもたち)と1名のメンター(サポートする大人)が参加し、和やかな雰囲気の中でプログラミングを楽しみました。

参加者について
- ニンジャ(現地): 12名
- メンター(現地): 1名
活動内容
今回は「Scratch」「レゴWedo2.0」「Roblox」「Toio」「Arduino」の5つの環境でプログラミングを楽しみました。特にRobloxに取り組む子どもたちが多く、新しいツールへのチャレンジ精神を感じる回となりましたね。
Scratchでの作品
今回のScratchでは、とても興味深い作品が生まれました。
一人のニンジャは、「ゲームを作るゲーム」という斬新な発想の作品に取り組んでいました。ブロックを並べて好きなようにコースを作れる仕組みを作っていて、これは単にゲームを作るのではなく、ゲーム制作そのものをゲーム化した素晴らしいアイデアでしたね。プログラミングの面白さを別の角度から表現した、とても創造的な作品だと思います。

もう一人のニンジャは、小さなキャラクターが上下のラインを超えないようにコントロールするゲームを制作していました。キャラクターも背景も独自に描いていて、狙った通りの動きを実現できていたようです。ここからステージを追加したりと、さらなる発展が楽しみな作品でしたね。

レゴWedo2.0での作品
2名のニンジャがレゴWedo2.0に取り組みました。どちらもモーターを使って車を作成し、様々なセンサーも活用していました。パソコンの画面の中だけでの作品づくりも素晴らしいですが、こうやって実際に手を動かして、物理的な作品を作り上げる体験も大切だと感じます。

デジタルとアナログが融合したプログラミングの楽しさを味わってもらえたのではないでしょうか。

Robloxでの作品
今回最も多くのニンジャが挑戦したのがRobloxでした。参加者の取り組み方は大きく2つに分かれていましたね。

まず、操作方法を覚えることから始める子どもたちがいました。街の中を自由に探索したり、もともとある椅子や机を移動させて好きなように並べ替えたりと、Robloxの世界に慣れ親しんでいく様子が見られました。

新しいツールに触れる時の、子どもたちの探求心あふれる姿は本当に素敵でしたね。

一方で、アスレチック制作に挑戦する子どもたちもいました。難易度の高いコースから簡単なものまで、それぞれが工夫を凝らしたアスレチックを作っていました。

自分でコースを設計して実際に遊んでみたり、お友達や保護者の方に体験してもらったりと、作品を通じたコミュニケーションも生まれていたのが印象的でした。Robloxならではの自由度の高さを活かした、創造性豊かな作品づくりが展開されていたと思います。
Toioでの作品
初めてToioにチャレンジした子がいました。カードを並べてロボットにプログラムを覚えさせ、それを実行するという流れに取り組んでいましたね。最初はうまくいかないこともあったようで、カードを何度も並べ替えて試行錯誤する姿が見られました。

実際に手を動かしてプログラムが組めるToioの特徴を楽しそうに体験していて、プログラミングの新しい形に触れる良い機会になったでしょう。
Arduinoでの作品
今回のドウジョウで初めてArduinoに取り組みました!3つのLEDを1つずつ点灯させるプログラムから始まり、その後プログラムを変更して2つを同時に光らせるようにしていました。

Arduinoは回路を組むことで様々なことができるようになる可能性を秘めた教材ですね。今回は基本的な動作でしたが、これからいろいろと発展させてほしいと思います。

さいごに

今回のドウジョウでは、特にRobloxに取り組む子どもたちが多く見られました。新しいことにチャレンジする姿勢は本当に素晴らしいですね。これからも、子どもたちにはデジタルなものづくりの楽しさを存分に味わってほしいと思います。

次回も子どもたちの創造性を育む場として、CoderDojo 稲沢正明寺を運営してまいります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
募金へのお礼
今回、現地会場にて4,210円の募金をいただきました。大変ありがとうございました。今後の活動費に充てさせていただきます。