【みんなの作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #95 現地会場

2025年7月20日(日)に、CoderDojo稲沢正明寺の第95回目を名古屋文理大学文化フォーラムにて開催しました。今回は11名のニンジャ(子どもたち)と2名のメンター(サポートする大人)が参加し、和やかな雰囲気の中でプログラミングを楽しみました。

参加者について

  • ニンジャ(現地): 11名
  • メンター(現地): 2名

活動内容

今回は「Scratch」「教育版マインクラフト」「レゴWedo2.0」の3つの環境でプログラミングを楽しみました。特に教育版マインクラフトに取り組む子どもたちが多く、それぞれが思い思いの作品づくりに没頭する姿が印象的でした。

Scratchでの作品

Scratchでは、新規に作品を作る子もいれば、継続して取り組んでいる作品をさらに発展させる子もいて、それぞれの取り組み方が見られましたね。

シューティングゲームを制作する子、アクションゲーム、危機を回避する脱出ゲームのような作品を作る子、そして物語性を重視したアニメーション作品を制作する子など、本当に様々な作品が生まれました。

CoderDojoでは何を作るかは本人に任せているので、それぞれの子の発想力や想像力を見ているととても楽しいですね。

中には作品の内容がとても難しくて、Scratchのプログラムを見せてもらっても理解するのに一苦労するほどでした。これなら、もうメンターが質問に答えるより、子どもたち同士でアドバイスし合ってもらった方が良いかもしれませんね。

教育版マインクラフトでの作品

今回も最も多くの子どもたちが取り組んだのが教育版マインクラフトでした。特に印象的だったのが、レールを使った作品が多かったことですね。

建物を作る子はもちろん多かったのですが、レールを使って山の中や海辺を走るトロッコ列車を作っている子たちがいました。

景色が良さそうで、見ているだけでも楽しそうでしたね。レールを使ってジェットコースターを作った子もいて、かなり高い位置にスタート地点を作っていました。マインクラフトなのに、見ているだけで怖くなってしまいました。レールの使い方も人それぞれで、とても興味深かったです。

建物を作った子たちは、それぞれ自分なりのコンセプトを考えて作品を作っていました。例えば、お花が見える家を作った子の作品はとても綺麗でした。「どんな家にしたいか」を最初に考えてから作るのが良いなと思います。

他にも、弓矢で的当てのように遠く離れた物体を撃ち抜くということを披露してくれた子もいました。狙うのはかなり難しそうでしたが、そのニンジャは難なく遠くの物体に矢を当てていて、すごいなって思いました。それだけの腕前なら、射的屋さんとか、弓矢を活用した作品を作っても面白そうですね。

レゴWedo2.0での作品

2人の子がレゴWedo2.0に取り組みました。どちらもモーターを上手く使いこなして、自動車を作っていましたね。

1人は一つのモーターで動かし方を工夫していました。前後に揺らしながら前に進むという仕組みで、このモーターの切り替えによって面白い動きになっていました。

もう1人は、車にセンサーを追加して使っていました。物体が近くにあると反応するセンサーを使って、スタートストップの合図にしていたのですが、モーターやセンサーなど、実際に動くものを使えるのは良いなと思いました。

今回のハイライト

今回のDojoでは、メンターさんと相談しながら作品を作る姿が多く見られて、とても楽しそうな雰囲気でした。難しい作品を作る子が増えてきて、それが周りの子たちの刺激になっているようですね。こうした交流ができる場所にしていきたいと考えています。

さいごに

今回も子どもたちの豊かな創造性と、新しいことに挑戦する姿勢に触れることができた、充実したCoderDojoとなりました。

現地会場にて4,200円の募金をいただきました。ご支援いただき、誠にありがとうございました。今後の活動費として大切に活用させていただきます。

次回も子どもたちが楽しみながらプログラミングの可能性を広げられる場を提供していきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。