【みんなの作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #90 現地会場

2025年4月12日(土)に、CoderDojo 稲沢正明寺の第90回目を名古屋文理大学文化フォーラムにて開催しました。今回は5名のニンジャ(子どもたち)と2名のメンター(サポートする大人)が参加し、和やかな雰囲気の中でプログラミングを楽しみました。

参加ニンジャ

  • ニンジャ(現地): 5名
  • メンター(現地): 2名

活動内容

今回は「Scratch」「Roblox」「レゴWedo2.0」の3つの環境でプログラミングを楽しみました。少人数ならではのアットホームな雰囲気の中、それぞれが思い思いの作品づくりに没頭する姿が印象的でした。

Scratchでの作品

2名のニンジャがScratchに取り組み、どちらもアクションゲームの制作に挑戦しました。

1人目のニンジャは、日本を代表する某横スクロールアクションゲームを制作。キノコの敵を踏んでゴールを目指す王道のゲーム作りに取り組みました。特に「踏む」という動作の当たり判定については苦戦する場面も見られ、うまくいくときとそうでないときがあったようです。試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ完成に近づけていく姿勢が素晴らしかったですね。

もう1人のニンジャは、複数のステージをクリアしていく本格的なアクションゲームを制作していました。なんとシリーズ4作目まで作り込んでいるという熱意の持ち主です!ステージによって天地が逆になったり、自分で足場を作りながら進んだりと、様々なギミックを盛り込んだ作品は見る人を圧倒する完成度でした。これだけ多くの機能を実装できるのは、継続的にプログラミングに取り組んできた成果なのでしょう。

Robloxでの作品

1名のニンジャが初めてRobloxに挑戦しました。

初めての体験ということで、まずは基本的な操作方法を学ぶところから始まりました。既存のステージを自分好みにアレンジしながら、敵キャラクターを登場させて倒していくゲームの制作に取り組んでいました。普段からマインクラフトで様々な作品を作っていたニンジャだけあって、その発想力がRobloxでも存分に発揮されていたように思います。新しいツールでも臆することなくチャレンジする姿勢が印象的でしたね。

レゴWedo2.0での作品

兄弟で参加した2名のニンジャがレゴWedo2.0に初挑戦しました。

初めてのプログラミングトイということで、使い方から学びながら、それぞれ自分なりの楽しみ方を見つけていました。普段はパソコンの中だけで動く作品を作ることが多いですが、レゴWedo2.0では実際にものが動いたり音が鳴ったりと、五感で感じられるプログラミングの楽しさを体験できていたようです。デジタルとリアルが融合したプログラミング体験は、子どもたちの創造性を広げるきっかけになったのではないでしょうか。

活動の様子

今回は少人数での開催となりましたが、それぞれが思い思いの作品づくりを楽しむ充実した時間となりました。以前から作り続けていた作品の続きを作る子や、初めての教材に触れる子など、様々な取り組み方が見られたのが印象的でした。

また、今回は保護者の方々とメンターとの間で、プログラミングについての意見交換も行われました。実務でのプログラミングの活用方法や効果的な学習方法など、有意義な会話が交わされていたようです。こうして子どもたちの活動を通して、大人の学びにもつながっていく場になるのは、CoderDojoの魅力の一つだと感じます。

さいごに

今回も子どもたちの創造性と挑戦する姿勢に触れることができた、充実したCoderDojoとなりました。次回も、子どもたちが楽しみながらプログラミングの可能性を広げられる場を提供していきたいと思います。

現地会場にて2,100円の募金をいただきました。今後の活動費として大切に活用させていただきます。ご支援、誠にありがとうございました。