【子供たちの作品紹介!】CoderDojo 稲沢正明寺#11を開催しました^^

1月17日(日)に、CoderDojo 稲沢正明寺の第11回目を開催しました。

今回は名古屋文理大学文化フォーラムの研修室をお借りして、現地会場&オンライン会場のハイブリッド開催としました。

愛知県の緊急事態宣言下のため、会場担当者の方の指示を受けながら、定員の5分の1に人数を抑え、また手洗い・消毒を徹底して万全の状態で実施しました。また今回から、現地メンターはフェイスシールドに加えゴム手袋も着用するようにして、メンター・ニンジャお互いが安心して参加できるよう対策を施しました。

参加ニンジャ

今回は、現地4名・オンライン6名と、全部で10名のニンジャが参加してくれました。ここ最近では1番多いですね。

・現地ニンジャ 4名
・オンラインニンジャ 6名
・メンター(チャンピオン含む) 3名

今回は(今回も)全員Scratchにチャレンジしました。そして『メクルン』を参考にするニンジャが多かったですね。

イラストが可愛いっていうのもありますが、「かんたん」「むずかしい」などレベルが分かるので、選びやすいのかな〜って思ってます。

https://mekurun.com/

また他の教材、例えばmicro:bitなどを紹介したいなーと思いつつも、オンラインも併用してることを考えると、紹介するにあたって工夫が必要だなと感じてます。

ニンジャ①(現地)

『メクルン』を参考にして、ここ2回くらい「シューティングゲーム」を作ってました。

前回「敵からの玉」がうまく発射しなかったのですが、少しプログラムを見直すことで上手く飛んでいくようになりました。

ただ四方八方に飛んで行く事もあるみたいで、それが正解かわかりませんが、本人は納得してたので、きっとそれが正解なんだと思います笑

大人だと限りなく正確さを求めますが、子どもたちは作る過程を楽しむのか、どんどんゴールや仕様を変えていくのは、見ててすごく楽しいです。予想もつかないですしw

さらにこちらのニンジャは、スクラッチコーディングカードにある「追跡ゲーム」にもチャレンジしてました。ただ作成中ということで、こちらは次回発表してくれるのかな?

・「シューティングゲーム」を遊びたい人はこちら
https://scratch.mit.edu/projects/452922623/

ニンジャ②(現地)

前回も参加してくれたニンジャで、テーマは「歯磨き」です。自宅でもやってるのか、今回で一通りの完成のように見えました。

どのようなゲームかというと、虫歯の絵が右から流れてきて、二重丸のところでボタンを押すと、キラリと綺麗な歯に変わるというゲームです。

某太鼓を叩くゲームのようですが、クリアすると「ちゃんと歯磨きしないとダメだよー」とメッセージが表示されます。ゲームで楽しみながら、歯磨きの大切さも学べる素敵な作品だなと思います。

途中で、歯の絵が上手く変わらないということで質問を受けましたが、原因は条件が背反してることでした。一緒にプログラムを見ながら、少しヒントを出しつつ、なんとか解決できたみたいで良かったです。

・「はみがきゲーム」で遊びたい人はこちら
https://scratch.mit.edu/projects/474860814/

ニンジャ③(現地)

前回姉妹で参加してくれましたが、今回はお姉さんのみの参加です。Scratchのブロックの並べ方など使い方はマスターしてるので、今回はScratchコーディングカードから、「ジャンピングゲーム」にチャレンジしました。

元々は、ヒヨコが流れてくる卵をジャンプで飛び越えるというゲーム。ですがこちらのニンジャは水槽が流れてきて、それを飛び越える、というゲームに作り替えてました。

そして水槽とヒヨコがぶつかると、水槽が割れて水が出てくるようになっていて、しっかりとストーリーが作られてますね!

コスチュームの切り替え方や追加方法で質問を受けて一緒に考えてましたが、この辺りは私もそこまで把握してるわけではなかったので、すごく勉強になりました。

「大人も学べる」

ドージョーの趣旨とは少しずれるかもしれませんが、こういうのも良いな〜って思いました。

2つ目の作品にもチャレンジしてましたが、そちらは途中ということで次回楽しみです(^^)

ニンジャ④(現地)

初めて参加してくれたニンジャです。

学校でViscuitの授業があって楽しかったので、プログラミングできるところを探していたそうです。そんな時にこのドージョーが広報誌に載っているのを見つけて申し込んでくださいました。

広報誌って、やっぱすごいんですね。

こちらのニンジャは事前にネコ歩きのプログラムで勉強してくれたみたいで、当日は物語を作るというScratchのチュートリアルにチャレンジしました。

魔女とネコとコウモリが登場するお話で、それぞれが言葉を掛け合いながら物語が進行して行くというプログラムです。

途中で、『コウモリが登場したらネコが動く』というように、2つのキャラクターを関連させる方法を質問してくれたので、メッセージのブロックを使うことをアドバイス。

「◯秒待つ」のブロックで組むことも考えてたみたいで、選択肢を広げてあげられて良かったです。

まだ物語は序盤なので、ここからどう作って行くのか完成が楽しみです。

ニンジャ⑤(オンライン)

何度も参加してくれてるニンジャです。以前は戦車対戦のゲームを作っていましたが、今回は「何やるか決めてなーい」ということで、Scratchコーディングカードを紹介しました。

チャレンジしたのは「ピンポンゲームカード」。

バーを操作して球を跳ね返して、その数に応じてスコアが上がっていくというゲームです。

スコアが10点となったところで、「かち」がちゃんと表示されましたね。

稲沢はまだホゴシャが横について、という子が多いですが、こちらのニンジャは題材が決まればあとは1人で黙々と作っていきます。慣れたもんですね(^^)

ニンジャ⑥(オンライン)

大阪から頻繁に参加してくれるニンジャです。今回はコウモリをたくさん飛ばして、それを撃つという作品を作ってました。

撃ち落とすための玉は、砲台のようなところから飛ばしていましたが、キーボードの操作で砲台の向きを変えてて、「それっぽくて」皆んなで「おおっ」てなりました。

ただ玉が発射されコウモリに当たっても、スコアが増えない…

ということで、発表タイムの時に急遽皆んなでプログラムと睨めっこ。悩むこと数分…

原因はクローンした玉ではなく、オリジナルの方にスコアのプログラムを入れてたことでした。(飛んでいくのはクローンした方)

少し時間は使いましたが、参加してくれた皆んなでデバッグができたので、このニンジャだけでなく、他の子にも良い経験になったかな〜って思います。

ニンジャ⑦(オンライン)

2回目の参加となったニンジャです。前回が楽しかったみたいで、また参加してくれました。

でも最初、自己紹介を飛ばしそうになってごめんなさい!

今回はメクルンの中のプログラムに挑戦。2回目ということで、途中で質問とか来るのかなーと思いましたが、特に問題なく制作できたみたいです。

作った作品は「めいろ」。白いステージに自由に線を引いて、そこにぶつからないようにキャラクターを操作し、ゴールまで進ませるというプログラムです。

恐竜を動かすってところはメクルンの通りですが、コースはオリジナリティ溢れたものに!

メクルンにあるようにまっすぐな線でコースが作られておらず、独創的なコースになってました。操作がすごく難しそうで、難易度が高いですね! こうやって、自分の描いた絵(めいろ)がゲームになるって素敵ですよねー。

時間の都合で、失敗したらどうなるか、まで発表の時に確認できなかったので、そこは次回教えてもらおうかなと思います^^

今回もまた楽しかったと感想をいただけたので、すごく嬉しかったです!

ニンジャ⑧(オンライン)

何回も参加してくれてるニンジャです。こちらのニンジャもメクルンから「ブロック崩し」ゲームに挑戦。

たまにオリジナルの作品を作って披露してくれているニンジャですが、このブロック崩しゲームは結構難しかったみたいです。途中、メンターさんに質問とかしていました。

メンターさんとも少し話しましたが、Scratchのコーディングカードと違い、メクルンは100%すべて書かれているわけではないので、自分で考えることも必要だね、と。なので、どういう作品にしたくて、だから今この部分を作っているんだ、というのをしっかりと把握する必要がありそうです。

なので、より子供が想像する必要があって、それがすごく良いのかなーと思いました。

で、こちらのニンジャ、詰まりながらもブロックが(一部)消せるところまで作り上げました。残りは次回!また頭ぐるぐると働かせて、ぜひチャレンジしてほしいです。

ニンジャ⑨(オンライン)

前回初めて参加してくれて、今回が2回目の参加となるニンジャです。現地会場でお申し込みいただいたのですが、緊急事態宣言ということもありオンラインに変更。こういう時に、現地&オンラインのハイブリッド開催にしておいてよかったなーと思います。参加しやすいドージョー!

今回は音を鳴らす、というプログラムにチャレンジしました。

とても個性的なダンサーたちが、音を奏でているイメージでしょうか。それともダンスをしているところでしょうか。クリックすることで音が鳴り始め、キャラクターがそれに合わせて動きだすプログラムでした。

Scratchの良いところは、ゲームも作れる、物語も作れる、音楽を奏でることもできる、とやれることが幅広く、子供たちがその時にやりたい!と思ったことがすぐに表現できるところですね。

それにしても、2回目でここまでの作品が作れるとは、子供の覚えるスピードってすごいですね^^

ニンジャ⑩(オンライン)

初めて参加してくれたニンジャです。ということで、zoomのブレークアウトルームを活用し、メンターさんと一緒にネコ歩きのプログラムに挑戦してもらいました。

動き回るネコからネズミが逃げるというプログラムを最初に作ってもらい、そこからはキャラクターの色を変えたりしてました。毎回思うのが、子供たちの色使いって独特ですよね。(たしか)ネズミが頭以外ブルーになってたように思います(笑)

そして、もう1人キャラクターを追加して動かすところまでで終了。

発表直前に保存はしたけど、どこに保存したのかがわからないということで、発表は次回楽しみにしています。

こちらのニンジャですが、最初自己紹介は恥ずかしくてできなかったみたいですが、最後記念撮影してお別れするときには、手を振ってくれたのが印象的でうれしかったです。

ドージョーは何かを強制することはない場なので、少しずつ少しずつ慣れてくれればいいかなと思います。

そして終わってから、「楽しかった」というメッセージまでもらえて良かったです。

記念撮影

最後に記念撮影して終了。緊急事態宣言発令中ではありますが、子供たちと2時間楽しく過ごすことができました。こういう時にオンライン併用のハイブリッド開催は良いですね。

さいごに

今回のドージョーでは、また前回に続いてScratchでの作品の共有がうまくできませんでした。ちょっとここは考えないといけないですね。いろいろ試してみようと思います。

また最近は発表が駆け足になるので、中間発表とかを設けても良いのかなと感じてます。

ちょっとずつ改善を積み重ねて、より子供たちが楽しめるドージョーにしていきたいですね~。

※現地会場では1,300円の募金をいただき大変ありがとうございました。会場代などの運営費用に充てさせていただきます。