【色々チャレンジ!】CoderDojo 稲沢正明寺 #29 現地
CoderDojo 稲沢正明寺は、4月9日に第29回目を開催しました!30回目も目前ですね〜。
今回は現地会場のみということで、実際に手にとって動かすことが出来るようなツールや教材を紹介。
その中で、期間限定ではあるんですが、㈱GRIPSさんから教育用ロボットアーム 『Dobot Magician Lite』をお借りすることができたので、そちらの体験会も開催。
たくさんの教材にチャレンジする子もいれば、1つの作品をずっと作り込む子もいて、楽しみ方は人それぞれですね。
それでは、子どもたちの様子を紹介していきたいと思います。
なお、CoderDojo 稲沢正明寺の新型コロナに対する感染症対策は、以下のとおりです。
参加ニンジャ
- ニンジャ 7名
- メンター 2名
今回は7組8名の皆さんに参加していただきました。初めて参加された方が5名と、地域情報誌への掲載効果を非常に感じています。
ニンジャ①
初めて参加してくれたニンジャです。
これまでにViscuitでの作品づくりや、プログラミング教室ではWeDo 2.0を使った作品づくりの経験はあるとのこと。
今回は、Maqueenを使ったプログラミングにチャレンジしました。
もともと「ブロックを繋げて動作させる」ということは知っているので、micro:bitやmaqueenの使い方を中心に紹介。
モーターを操作して右へ左へ動かすだけでなく、LEDを点灯させたり超音波センサーを使ったりしてmaqueenを制御していました。
超音波センサーを使ったプログラムでは、障害物を置いたりして何度もチャレンジ。
試行錯誤しながらも、発表のときには「障害物を検知したら曲げて避ける」というプログラムを披露してくれました。
Maqueenの作品完成後は、Minecraft のプログラミングにチャレンジ。Code Connection for Minecraftを使いました。
マイクラを使ったプログラミングは、当ドウジョウとしては初めてですね。
時間が短かったこともあり、作品という形まで仕上げることは出来なかったですが、他にも興味のあるニンジャはいたみたいで、出来る環境を整えても良いのかなーって思いました。
ニンジャ②
現地会場では、ほぼ毎回参加してくれるニンジャです。
以前作っていた「びりびり棒ゲームを完成させたい」ということで、その続きにチャレンジ。
「あー、難しい」「だめだー」というような声が聞こえてましたが、自分で作った作品のテストをしながらレベルを調整しているようでした。
他の方にもテストに参加してもらい、”ちょうどよい”レベルのゲームに仕上がりましたね〜。
びりびり棒が壁に当たって失敗したときの音にもこだわってました。
そして完成した作品がこちらです。
レベル1〜3は、なんとかクリアできるんですが、レベル4はすごく難しい!
こちらがレベル4のコースです。メンターも何度も失敗!
左上にある赤い丸をマウスで操作して、下の方にある大きな丸のゴールへ向かうのですが・・・
ちょっと手が震えるだけで、白い壁に触れてゲームオーバー。
レベル4は作った本人でさえ、なかなかゴールにはたどり着けないようでしたね。
でも、様々なレベルが用意されていて、とても楽しい作品。パーティーゲームですね。
レベル5、レベル6と更に難しいコースを楽しみにしています!
ニンジャ③
初めて参加してくれたニンジャです。
自宅でScratchを使った作品づくりを行っているようで、今回はアクションゲームのような作品を作ってくれました。
保護者の方にもテストしてもらいながら仕上げてましたね。
スタート画面では、音楽を鳴らしながらタイトルが回転。もうこれだけで、楽しさが伝わってくる!
矢印キーを使って、ブロックを登って敵を避けたり、赤い池に落ちたりしないように操作します。
敵にあたると、ゲームオーバーですね。
1つのステージがクリアできると、次のステージにどんどんと進んでいきます。
ジャンプしてブロックやバーの上で止まらせる、というのが実は難しいんですよね。
バーを通過して、上から落ちてきた時にバーで止まる、という判定をしていると思うんですが、なかなか考え込まれてる作品ですね。
下記で共有していますので、ぜひ遊んでみてください!
ニンジャ④
初めて参加したニンジャで、プログラミングの経験も無いというお子様でした。
そのため、今回はScratchにチャレンジしてもらいました。
まずは、操作を覚えるために「ねこ歩き&ねこ逃げ」に挑戦。
ブロックを繋げてキャラクターを動かす、ということを覚えた後は、恐竜など他のキャラクターを追加して、にぎやかな作品を作っていました。
そして、次はScratchコーディングカードの中から「ピンポンゲームカード」を作りました。
変数を使ってスコアを付ける部分はまだ難しかったようですが、それでもヒントを伝えてあげることで最後まで作り切ることができ完成!
ゲームクリアの画面も出来ましたね!
次はボールの速さを変えたり、ボールを2つにしたりと、いろいろと改造にもチャレンジしてほしいです。
ニンジャ⑤⑥
姉弟で参加してくれたニンジャです。
弟さんニンジャはプログラミングの経験有りということで、Scratchでの作品を作って披露してくれました。
某アクションゲームのように、キャラクターを操作してステージをクリアしていき、ステージ5まで行くとゲームクリア、とのこと。
ただ、うまく作品共有ができなくて、次回参加してくれたときにちょっと調べて見ようかなと思います。
作品を作っている途中で「これ見てー」と出来た部分を披露してくれて、ゲームが完成していく様子がとても楽しそうでした。
お姉さんニンジャはプログラミングが初めてということで、Scratchのコーディングカードから「音楽を作ろうカード」を選んでチャレンジ。
Scratchだと好きな楽器の音を鳴らすことが、ブロックを繋げるだけで出来るんですよねー。
拍数や待ち時間を調整しながら、作品を作りました。
途中のようでしたので、ぜひご家庭でも続きにチャレンジしてほしいですね。
またロボットアームも体験していただきました。
Scratchのようにブロックを繋げていくだけでアームが操作できるので、子どもたちにとってはロボットというものが身近に感じられることができる、良い教材だなーと思いました。
(提供してくれる企業さんいないかなー)
ニンジャ⑦
前回参加してくれたニンジャです。
最初はScratchで作品づくりをおこなっていましたが、途中からはロボットアームに集中!
レゴブロックを掴んで、別の場所へ移動させる。
そして、そこからまた別の場所へ移動させるという2段階のプログラムを組んでいました。
発表のときには、皆んなに紹介を兼ねて披露してくれてとても嬉しかったです。
ロボットアームを今回持参したんですが、予想ではもっと人が群がるのかなと思っていましたが、やっぱり興味の度合いはそれぞれですね〜。
ニンジャ⑧
今回は WeDo 2.0 を使って、カエルの動きを再現しました。
まずは歩くロボットを作り、そこからカエルとしての要素(足の部分やら目とか)を足していきます。
完成するとこのような感じですね。目が可愛いですね!
そしてプログラミング。
カエルのようにぴょんぴょんと飛び跳ねるだけでなく、音を鳴らしたり、LEDの色を変えたりプログラムします。
また、マイク入力の機能もあるみたいで(知らなかった…)、手を叩いたら動き出す、というようなプログラムも組んでいました。
今回はできませんでしたが、ランダムに動作を変える機能もあるみたいで、よりリアルなカエルの動きもできそうですね。
最後に
記念撮影をして終了しました!
今回はロボットアームやWedoなど、発表のときに実際に動く様子が共有できてよかったです。
「あれを使うとどんなことが出来るんだろう」と思っていたお子様にも、興味を持っていただけたんじゃないかなーって思います。
そして今回実はソニーさんから提供いただいていた「toio」を持っていったんですが、こちらは紹介が足りなかったのか取り組む子がおらず。
最初のドウジョウ説明のときに、動かして見せてあげると良いのかなーって思いました。
募金へのお礼
会場にて、1,900円の募金をいただきました。大変ありがとうございました。
今後のドウジョウの運営費に充てさせていただきます。