【みんなの作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #84 現地会場
2025年1月11日に、CoderDojo 稲沢正明寺の第84回目を開催しました。新年最初の開催となった今回は、11名のニンジャ(子どもたち)と4名のメンター(サポートする大人)が参加し、和やかな雰囲気の中でプログラミングを楽しみました。
活動内容
今回は、Scratch、教育版マインクラフト、Robloxの3つのプラットフォームを使って、それぞれが創造性豊かな作品を生み出しました。
Scratchでの作品づくり
3名のニンジャがScratchに取り組みました。
特に印象的だったのは、人生ゲームを作ったニンジャの作品ですね。リアルなボードゲームをScratchで再現するという発想に驚かされました。プログラムを見せてもらいましたが、かなり複雑な作りになっていて、完成が本当に楽しみです。
もう1人のニンジャは、ブロック崩しゲームを制作。「かんたん」「むずかしい」というゲームモードを実装し、レベル分けをするなど、遊び手のことを考えた工夫が見られました。特に「むずかしい」モードは本当に難しそうで、友達や家族と一緒に楽しめる作品になりそうですね。
3人目のニンジャは、久しぶりのScratch。まだ発表までには至りませんでしたが、いろいろな構想を練っている様子で、次回の作品が楽しみです。
教育版マインクラフトの世界
今回最も人気があったのが教育版マインクラフトで、7名のニンジャが取り組みました。
探検を楽しむニンジャたちがいて、村人から地図をゲットして冒険に出かけたり、氷の世界でしろくまが滑る姿を発見したり。実はメンターも知らなかった村人との交流方法を教えてもらえるなど、子どもたちから大人が学ぶ場面も。これもドウジョウの良いところですね。
建築に取り組むニンジャたちからは、海の上に建つ水族館や、地下のお家、島と島をつなぐ長い線路など、現実にとらわれない自由な発想の作品が生まれました。特に水族館は3つの水槽があり、様々な海の生き物が泳ぐ様子が印象的でした。
初参加のニンジャは、モブ生成装置という面白いギミックを披露してくれました。マインクラフトの世界では、工夫次第で様々なことができることを教えてくれましたね。
また、新しく追加された「メイス」という武器を紹介してくれたニンジャもいて、バージョンアップの最新情報をみんなで共有。子どもたちの情報感度の高さには、いつも驚かされます。
Robloxの挑戦
Robloxでは1名のニンジャが、アスレチックゲームの制作に取り組みました。難易度が高く、作った本人すらゴールできないほどの手ごたえのある作品に。今後は難易度調整も検討しながら、より遊びやすい作品に仕上げていってくれそうです。
さいごに
新年最初の開催となった今回は、子どもたち同士で教え合う姿が多く見られ、とても温かな雰囲気となりました。また、新しく参加してくれたニンジャもいて、様々なプログラミングツールに興味を示してくれたことがとても嬉しかったですね。
これからも子どもたちの「やってみたい」を大切に、新しいことにもどんどんチャレンジしていける場所にしていきたいと思います。
募金へのお礼
現地会場にて、2,608円の募金をいただきました。大変ありがとうございました。今後の活動費として大切に活用させていただきます。