【開催報告】CoderDojo 稲沢正明寺 第9回 現地&オンライン

11月21日(土)に、CoderDojo 稲沢正明寺の第9回目の道場を開催しました。

当日は少し風が強かったものの、11月も後半とは思えないような暖かさでした。良い天気にも恵まれて、名古屋文理大学文化フォーラムの現地会場と、zoomを使ったオンライン会場を使いハイブリッド開催となりました。

新型コロナの感染者数が増えていることもあり、現地ではいつも以上に感染症対策を実施しました。

  • 机、椅子などの共用備品の消毒
  • ドアノブなど参加者が触る箇所の消毒
  • 手指消毒用のアルコール設置
  • メンターはフェイスガード着用
  • オリエンテーションにて感染症対策のお願い

参加ニンジャ

直前にキャンセルが2名ありましたが、現地会場2名、オンライン3名のニンジャに参加してもらいました。

  • ニンジャ(現地)       2名
  • ニンジャ(オンライン)    3名
  • メンター(チャンピオン含む) 3名

今回は新型コロナ感染症拡大のため、心配だからと現地からオンラインへ変更した子がいました。こういう時に、ハイブリッド開催って柔軟性が高くていいですね。強みが発揮されました(笑)

作品づくり

今回は全員がScratchにチャレンジ。現地会場で初参加の子がいましたが、事前にテキストを買って勉強してたみたいで、その続きにチャレンジしてました。

ということで、チャンピオンは現地会場の様子をzoomに投影する為に買った三脚のセッティングとか、micro:bitで貯金箱を工作したりとか、内職的な事もやってました^^;

前回からオンライン参加のニンジャたちとも交流を深められるように、中間で質問会を行うようにしました。オンラインだと、どうしても会話が無かったりするんですが、積極的に質問してくれて良かったなと思います。

作品発表会

残り30分となったところで、作品の発表会を行いました。全員に作ったプログラムを紹介してもらいました。

ニンジャ①(現地)

市川真間さん作成の『忍者の里カード』の中から、キャラクターがグルグル回るというプログラムにチャレンジ。画像の効果で色が変わるってのを学んだみたいで、発表の時にもそれをすごく強調してました笑

あと、時間が余ったみたいで、Scratchコーティングカードのビデオモーションキャプチャにもチャレンジしてたみたいです。これは次回発表かな。

ニンジャ②(現地)

今回初めて参加してくれたニンジャの作品発表。ちょっと恥ずかしかったみたいで、代わりにチャンピオンが作品を紹介しながら、工夫したところ、難しかったところを聞いたりしました。

作品はりんごが落下してくるから、それを猫にキャッチさせるというゲーム。

工夫したところとしては、重力という変数を使いりんごが落ちる速度が変わる機能を組み込んだ点だそうです。スコアで変数を使う子は多いのですが、重力とかこういうところで変数を使えると、一気にゲーム性が高まりますよね。

素晴らしいチャレンジでした。

ニンジャ③(オンライン)

ここからはオンラインで参加したニンジャの発表です。

まず最初のニンジャは、サメが小さな魚を捕まえる、というようなScratch作品を紹介してくれました。

捕まえる魚によって、スコアが変わるようにしたとのこと。

途中質問タイムで、「スコアが増える時と増えない時がある」と相談してくれたのですが、原因は音が鳴るブロックの使い方にあったようです。

『終わるまで鳴らす』を使ってるとその後のブロックが上手く動かないようですね。こちらも勉強になりました^ ^

ニンジャ④(オンライン)

続いては、犬の絵が可愛い作品を作ってくれたニンジャです。スクラッチのコーディングカードかな?ペットと遊ぶというテーマの作品です。

空腹になるとお水をあげたり、ボールで遊んであげたり。機嫌を損ねると怒った絵に変わるとかすると、すごく面白いかもしれませんね〜。

少し音声が途切れ途切れだったのですが、チャットを使ってメンターさんが「ポチ可愛い」とメッセージを送ってくれました。

ニンジャ⑤(オンライン)

続いてのニンジャは忍者の里カードを使い、戦車対戦のゲームにチャレンジ。先月も取り組みましたが、途中になってたので今回仕上げました。

2台の戦車からそれぞれ弾が飛ぶようになり、そしてスコアもちゃんと更新されてました。

太陽と雲という背景も自分で描いたそうで、他のニンジャから「自分で描いたんですか?」と質問も飛んでました。

真っ白な画面よりも、やっぱり背景があった方が、より臨場感が増しますね〜。

メンター作品①②

CoderDojo 稲沢正明寺恒例の(?)、メンター作品の発表も行いました。子供たちの次へのステップアップに繋がるよう、拡張機能を使った作品を作ってくれてます。

1人目のメンターさんは、Scratchでブロック定義の紹介をしてくれました。似たようなプログラムはまとめると良いんだよって、子供達にアドバイス^ ^

もう1人のメンターさんは、HackforPlayで作品を使って披露してくれました。稲沢正明寺では初のハックフォープレイ作品!

こんなことができるんだーって感じで、子供たちも大人たちも感心してました。

Scratchももちろん良いですが、新しい発見や出会いもあるので、色々なプログラミング教材に触れてくれると良いですね!

記念撮影、次回のお知らせ

全員の発表が終わったところで、最後にみんなで記念撮影。チャンピオン、フェイスガードしたままでしたね…笑

次回は12月27日、初の日曜日開催です。
年末、師走で忙しい時期かと思いますが、ご参加をお待ちしています!

お礼

稲沢正明寺では、コロナ禍における子供達の活動を支えることを目的として、赤い羽根共同募金様より『withコロナ 草の根応援助成金』を受けることとなりました。

助成金の使途は、現地会場の除菌・消毒やフェイスガードなどの購入費にあて、子供達が安心して参加できるよう有効に活用させていただいております。

今後も稲沢正明寺では、子供たちが笑顔で楽しく活動できるような場所を提供していきたいと思います。

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