【開催報告】CoderDojo 稲沢正明寺 第4回(オンライン)

6月27日(土)にCoderDojo 稲沢正明寺の第4回目を開催し、大きな問題もなく無事に終了しました。今回も2回目、3回目に続いて、オンライン(Zoom)での開催です。

参加ニンジャたち

今回参加してくれたニンジャは全部で5名で、これまでにドージョーに参加してくれた子たちばかりでした。

やっと、チャンピオンも名前と顔が一致するようになってきました(笑)

・ニンジャ 5名
・メンター 4名(チャンピオン含む)

オンライン開催も3回目となり、ニンジャたちもZoomの使い方には慣れたみたいです。

ミュートやカメラオフ、画面共有も自分でできるようになり、(どうなるかは分かりませんが)今後学校でオンライン授業が導入された時には、このニンジャたちは戸惑うことなく対応できるのかなーって思いました。

自己紹介・説明の時間

最初にCoderDojo 稲沢正明寺の説明をさせてもらい、その後はニンジャ&メンターの自己紹介。

説明の中ではちょっとしたクイズを交えたり、自己紹介で好きな○○やチャレンジしたい事を話してもらいました。

稲沢で立ち上げた当初、0回目や1回目の時には自己紹介とかやってなくて、このあたりは他のドージョーさんがやってる事を取り入れてます(真似してます)。

ニンジャがどんな子なのかなーっていうのを知ることも、道場を運営する上では大切なことなのかなと最近は感じてます。

プログラミングの時間

今回は参加ニンジャ5人ともScratchでのプログラミングに挑戦。

Scratchコーディングカードに取り組んだり、オリジナルの作品を考えてみたり、みんな黙々と作業をしていました。

自分でScratchの本を買って挑戦した子は、その本の中で躓いたところを質問してくれて、チャンピオンと一緒に考えてました。

無事に解決して、「じゃあ、次こうしてみらた?」とアドバイスできたのは良かったなと思います。

ちなみにその子が使っていた本がこちら。

あとは、チャンピオンがブレイクアウトルームで質問に対応している時、メインセッションではiPadで音は録音できるのか、をニンジャ&メンターさんで相談してくれてたみたいです。

結果としては、iPadでは録音できない?みたいで、ここは少し対応方法を考えたいところ(チャンピオンもsafari , chromeで試してみましたが出来ず・・・)。

発表の時間

だいたい1時間くらい作品作りを行ってもらって、発表タイム。

この発表というのも、他のドージョーさんでやられているのを見て稲沢でも取り入れてます。

自己紹介の時に挑戦したい事を宣言してもらい、最後に発表タイムで披露してもらうようにしています。

やっぱり披露する場がないとね。

ニンジャ1人目

最初のニンジャは、クマに触れると人間がクローンされるという、なかなかシュールな作品を作ってくれました。独特な世界観だなと^^

クマが来たら人間が減るわけでなく、増える世界のようです(笑)

「こんにちは」と言わせる(吹き出しを使う)とか「クローンさせる」というテクニックは自在に使えていたみたい。

その辺りをもっと使うと更に面白いアニメーションになるかもとアドバイスしました。クマがクローンされても面白いね。

ニンジャ2人目

次のニンジャは、本を買ってプログラミングに挑戦しているニンジャです。

チャンピオン・メンターも全てのブロックを把握しているわけではないですが、画像効果の中に「魚眼レンズ」というものがあるんですね。

これを使って、球があたったら敵が膨らむように見せていて、思わず「おお!」と唸ってしまいました。

発表でブロックの使い方や新しいテクニックを知って、それが他のニンジャやメンターが自分の作品に活用できると更に作品の幅が広がりますね。

ニンジャ3人目

3人目のニンジャは、前回に続いて「楽器を鳴らしたい・音を鳴らしたい」ということで、たくさん(13人くらい!?!)のキャラクターが同時に音をならすプログラムにチャレンジしていました。

音を聞かせることができないのが残念なくらい、すごいにぎやかで^^

前回の時には4~5つくらいの楽器だったのが一気に倍くらいの数になって、壮大な!演奏になっていました。

もっと他の楽器を使ってみたり、動きに合わせた演奏にしてみると、もっと広がりのある作品になるのかなーというような話をしました。

ニンジャ4人目

4人目のニンジャは、Scratchコーディングカードにある作品にチャレンジしてくれました。

リンゴキャッチですね。

キーボードの十字キーを使ってボールを動かしリンゴをキャッチするという作品なのですが、キーボードの入力を使うとか、座標を変える、というのは実はニンジャが最初に悩むところなのですよねー。

座標の概念がなかなか低学年だと理解できなかったり、全角で数字を入れてしまったり。。。

その辺りはさすが経験者という感じで自在に使えるようになっていました。

次は色の違うフルーツをキャッチしてみたいということで、次への構想もあるみたいなので、ぜひチャレンジしてほしいです。

チャンピオンからは得点を付けてみるといいよーとアドバイスしました。

ニンジャ5人目

最後5人目のニンジャは、乱数を使って挙動を変える、というプログラムを紹介してくれました。

テキスト型の言語だと、rand()関数とswitch文を使ったプログラムになるんでしょうけど、Scratchはその辺りもブロックをつなげるだけでできるので良いですね^^

変数に乱数で値をいれて、もし~なら、で処理を切り替える。

小学2年生ということですが、なかなか難しいことにチャレンジしてたみたいです。

動作もしっかりと動いていたので、次はどんなことにチャレンジしてくれるのか非常に楽しみです。

メンター発表

そしてニンジャの発表が終わった後は、お楽しみ(?)のメンター作品の発表です。

稲沢ではメンターさんも作品づくりに挑戦するのです^^

クローンや条件式、ランダム処理に、拡張機能のペンなど、プログラムを見せながら実際に動かして説明してくれました。

今回は慣れたニンジャばかりだったので、メンターも作品作りに没頭できたみたいですね^^

いろいろな人の作品をみんなで共有することで、刺激になったり、それぞれの学びに繋がったりすると良いなと思います。

(集合写真(キャプチャ)は忘れた・・・)

さいごに

次回は7月18日(土)に開催します。

感染症の拡大防止のためにずっとオンラインのみで開催してきましたが、次回は

現地会場&オンライン合同開催!

を予定しています。

現地に集まる人、オンラインで参加する人、それぞれを繋いで一緒にプログラミングを楽しみたいと思います。

以下のページで申し込みを受け付けていますので、ぜひご参加ください。

https://coderdojo-shomeiji20200718.peatix.com

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