【作品紹介】CoderDojo 稲沢正明寺 #33 現地&オンライン

CoderDojo 稲沢正明寺は、5月28日(土)に第33回目のドウジョウを現地&オンラインにて開催しました。

当日は天気もよく、というか暑くて初夏の陽気でした。5月でしたが気温が30℃に迫る勢いでしたね。

たくさんの子どもたちが集まってくれて、様々な教材・ツールを使ってプログラミングで作品づくりを楽しんでる様子でした。

ただ当方のミスで大きなトラブルが発生してしまい、終始バタバタしました。

大変ご迷惑をおかけしましたが、保護者の皆さんやメンター陣の協力のおかげで、何とか発表タイムまでいくことができました。

ありがとうございました!すごく助かりました。

参加者

今回も非常にたくさんの方にご参加いただきました。

  • ニンジャ(現地) 13名
  • ニンジャ(オンライン) 6名
  • メンター(現地) 5名
  • メンター(オンライン) 2名

高校生メンターも参加してくれて、とても賑やかな回になりましたね。

作品紹介(オンライン)

トラブルもあり、いつものように作品のキャプチャを残せていないものも多いため、ご了承をお願いします!!

今回はオンライン側のニンジャの作品から紹介していきます。

ニンジャ①

まず最初は初めて参加してくれたニンジャです。

Scratchでねこ歩き、ねこ逃げの作品で操作方法をマスターしたあとで、オリジナルの作品づくり。

黄色のボールを操作して、バッターや鳥のキャラクターから逃げるという作品を作りました。

キャラクターの動きやスピードは自由に変えられるようにした、とお話してくれましたが、発表のときのスピードはかなり早かったですね!

60秒間逃げ切ることがミッションのようですが、逃げ切ったあとでケーキに触れるとクリア。

「クリア!!おめでとう!」とメッセージをくれるみたいですね。

今回初めてのチャレンジだったんですが、色々なブロックを使って素敵な作品になりましたね。

他にもたくさんのブロックがあるので、試しながら使ってもらえるといいなって思います。

ニンジャ②

これまでは、サッカーのゲームや畑を耕すようなゲームを作って披露してくれたニンジャです。

今回は「ネコがネズミを追いかけて逃げるゲーム」を作ったとのこと。

でも、残念!

画面共有が分からないということで、発表はできず。

次回この作品も発表してくれると嬉しいなーって思います!

ニンジャ③

続いてのニンジャは、前回作った作品のバージョンアップということで披露してくれました。

赤いバーを操作して黄色のボールを跳ね返す、という作品なのですが、前回は赤いバーにうまく反応しなくて抜けていってしまったとのこと。

そこを今回修正したそうです。

お、ちゃんと跳ね返ってますね。思い通りの動きになりました!

跳ね返したボールは、上にいる犬に当てると終了、とのこと。

他にもタイマーも追加しているみたいなので、時間を図ったり、時間が経過するとボールを早くするなど、様々な改良ができそうですね。

ぜひ「こんな感じにしたい」から、色々と機能をつけていきましょう!

ニンジャ④⑤

大阪から参加してくれた兄弟ニンジャです!

まずはお兄さんニンジャです。今回は「モンスターを釣るゲーム」とのこと。

聞いただけではイメージがまったくできず、加えて、発表のときには画面の共有が上手くできなかったので、後から共有してくれた作品を見て納得!

確かに釣ってました^^ モンスターが自由に動き回るので、右上にある釣り竿で上手く釣るという作品ですね!

タイミングを見計らって、スペースキーで糸を垂らします。

そして針の部分かな。ここに触れるとモンスターが連れたということで消えていきますね。

左上の変数:引き中の数字も上がりました。

釣りを題材にした作品は初めて見た気がします。モンスターの重さや大きさによって、釣りのアクションとかが変えたりとか、色々と改造ができそうですね〜。

そして、弟さんニンジャはちょっと恥ずかしいということで、作品のリンクを共有してもらいました。

タイトルは「コウモリのめいろ」。

迷路の作品を作ってくれたみたいです。

左上にいる小さなコウモリを操作。マウスカーソルに合わせて動くみたいですね。

コウモリがパタパタしていて可愛い!

途中で壁に当たったりすると「おしい」とコウモリがお話してくれます。

そして、右下の人のところまで行くと「ゴール!」

ゴールの吹き出しも細かに揺れるようなアクションにしていて、臨場感がありますね。

とても楽しい作品でした!

ニンジャ⑥

オンライン側の最後のニンジャは、アニメを作ってくれたとのこと。

実行前の画面で、すでに事件の予感・・・

今回は特にオープニングムービーに時間を掛けたとのこと。

ネコのキャラクターが色んな表情を見せてくれます。

何シーンか画面が移り変わって、タイトル表示。始まりました!

そして冒頭の画面へと移っていきます。

今回はココまでということですが、続きが非常に楽しみ!

Scratchだとゲームだけじゃなくアニメ作りもできるんですよね。参考になったお友達も多いんじゃないかなーって思います。

作品紹介(現地会場)

ここからは現地ニンジャの作品づくりの様子を紹介していきます。

ニンジャ⑦

まずはロボットアームのプログラムを紹介してくれたニンジャです。

小さなスポンジを高く積み上げることにチャレンジしました。

このロボットアームは㈱GRIPSさんから期間限定でお借りしているもので、毎回何人か触って、モノを動かす、というプログラムを作ってくれています。

こちらのニンジャもメンターさんと一緒にアーム体験。Scratchのようにブロックを組むことでプログラミングできるので、直感的に理解できるみたいですね!

今回は4つのブロックを積み上げるということで、発表では無事成功!

スポンジがおいた直後に微妙にずれるので、なかなか大変でした。

でも思った通りの動きが実現できてよかったです。

ニンジャ⑧

次のニンジャは、レゴWedo2.0の作品づくりにチャレンジ。

モノを運んだりするモデルを作ったとのこと。

教育用のブロックということもあって、モノを運搬する場合とか人を運ぶ場合などはどのようなマシンが使われているだろうか、ということも合わせて学べます。

今回はモータを動力にして、色々な歯車を使いながら荷台を動かすという作品ですね。

ちゃんとモータの動きに合わせて歯車が回って、それに連動してモノを乗せる部分が動いてますね。

途中、歯車の向きを間違えていたようで動かなかったみたいですが、発表までには直すことができましたね。

間違えた部分から学べる部分もあると思いますので、ぜひトライ・アンド・エラーを繰り返してみると良いのかなって思います。

ニンジャ⑨⑩

続いては初めて参加してくれた姉弟ニンジャです。

最初はScratchでねこ歩きやネコ逃げのプログラムに挑戦していました。

途中からは、メンターさんにサポートしてもらいながら、Wedo2.0で作品づくりを行いました。

台数に限りが有るので、姉弟一緒に取り組みました。

発表ではレゴで風車(扇風機)を作って披露してくれました。プログラムでモータを回して、その動きによって羽がグルグルと回っていました。無事に成功ですね。

初めての参加でしたが、Scratchとレゴでプログラミングの基本部分は体験できたのかなって思います。

これからどんどんと色んな作品にチャレンジしてほしいですね〜。

ニンジャ⑪

こちらのニンジャはScratchの作品を披露してくれました。

色々と作品づくりをしていたようですが、発表では「地球にモノが当たって爆発」みたいな作品を披露してくれました。

少し見にくいですが、最初は地球が普通の姿でいます。そして、たぶんバスケットボールだと思うのですが、何かが飛んてきて地球に当たると、、、

どーんと爆発したような絵に変わるという作品です。

2つの物体が衝突した時に、コスチュームを切り替えるというプログラムを組んでるんですね〜。

ここからキャラクターを増やして点数をつければゲームになりそうですし、オンラインニンジャのようにアニメを作ることも出来る作品だなーって思いました。

続きが気になる作品ですね!

また、こちらのニンジャはプログラミング経験無しということでお申し込み頂いてたんですが、Scratchは学校で触ったことがあったみたいです。

最近はかなりそういうお子様が増えてきたなーという印象。

ドウジョウでも学校でもご家庭でも、プログラミングでどんどん色んな作品にチャレンジしてほしいですね。

ニンジャ⑫

次のニンジャもScratchで作品づくりを楽しんでいました。

テーマは「ロケットが地球に飛んできて、当たったら一緒に爆発」。

なんと2人続けて地球爆発^^

もともとScratchの中にあるロケットを持ってきて、そこに爆発する様子などをイラストとして追加。

そして、このロケットを動かして地球に当てるんですね。

当たった、という判定をしたら、地球が赤や黄色の炎とともに爆発!思った通りの動きになりましたね。

途中、スタート位置をどのように設定したら良いのか、また、コスチュームを変えるにはどのようにしたらいいのか、質問をしてくれました。

一緒にメンターと考えながら、何とか方法を思いついたみたいで良かったです。

ぜひ次は、地球を救ってくれるヒーローをお待ちしています!

ニンジャ⑬

こちらのニンジャは、前回に引き続きMaqueenの作品づくりにチャレンジしていました。

前回は壁に囲われたスペースから脱出するプログラムを作っていましたが、今回は手のひらを検出して止まるプログラムを組みました。

手のひらの検出には、目のような超音波センサを使っています。このセンサを使って、何cm前に物体を見つけたら止まる、というプログラムを組んだんですね。

しっかりと手のひらに反応して止まっていますね。

どれくらいの距離で止まらせる、とか、何秒間停止させるか、とか微妙な設定が必要だと思いますが、その辺りもしっかりと作られていました。

Maqueenは他にも白線検出センサなどもあるので、ぜひ色々なプログラムにチャレンジしてほしいですね。

ニンジャ⑭

続いてはScratchの作品づくりにチャレンジしたニンジャです。

最初は海の中を表現した作品を作っていましたが、発表では宇宙に変わっていました!

作った作品は上からアヒルとカバが振ってきてキャッチする、というゲームですね。

2つのキャラクターはそれぞれ捕まえたときの点数や音が違っているみたいで、アヒルだと点数が上がっていきます。

そしてカバを捕まえてしまうと、点数はそのままに不気味な音が流れる、という作品です。

この不気味な音、結構たくさんの子どもたちが使ってて人気の音ですね〜。

こちらのニンジャさんですが、この作品を作って少し時間が余ったということで、ビデオモーションキャプチャにもチャレンジしていました。

その作品の発表は無かったですが、ぜひ作り込んで皆に披露してほしいですね〜。

ニンジャ⑮

続いてはメクルンというプログラミングサイトに有る「シューティングゲーム」にチャレンジしたニンジャです。

このメクルンのゲームは、これまでにもたくさんのニンジャが挑戦していますが、結構難しい。

こちらのニンジャも弾が発射されるところまでは作れたみたいですが、少し変な動きになるとのこと。

敵から思った通りの方向に弾が飛ばなかったみたいです。

敵キャラクターが回転しながら攻撃してくるので、その回転の仕方と弾の発射方向を上手く合わせこまないと、思った通りの動きにならないんですよねー。

その設定が難しい!

キャラクターとしてはリンゴを使っているようなので、フルーツを題材にしたシューティングゲームでしょうか。設定が斬新ですね!

今回は途中ってことでしたが、たくさんのテクニックが詰まった作品なので、ぜひまた挑戦してほしいです!

ニンジャ⑮

こちらのニンジャは前回ネイルアートの作品を作ってくれたニンジャですね。

今回は全く違う雰囲気の作品で、アクションゲームのような作品を作りました。

ブロックのような障害物があって、そこをジャンプしながら登っていきます。

ジャンプアクションなどは、Scratchのコーディングカードから色々とテクニックを引っ張ってきて、自分の作品に応用してます。

途中、ブロックの上で止まるにはどのようにしたらよいか、という質問を受けました。

このジャンプして着地するっていうのが、単純なように見えて実はすごく難しいんですよねー。

ただ発表のときには、無事に成功していましたね。

上の画像でちょっと見にくいですが、左にある青色の四角いキャラクターを操作して、右上の黄色のキャラクターのところまで持っていきます。

小さなモンスターも作ったりしてて、すごくゲームって感じですね!

ココまで出来ると、次のステージを作ったり、敵キャラクターを増やして難しくするとか色々できそう。

ぜひお家でも続きに挑戦してほしいです。

ニンジャ⑯

こちらのニンジャは前回参加してくれたときにはタブレットを使っていたんですが、今回はパソコンでの作品作りにチャレンジ。

ただ、最初の環境構築のところで時間を取られていたみたいで、メンターさんと保護者の方で設定。

この環境構築がプログラミングする上での最初のハードルですね〜。

そして、作品作りでもタブレットとの感覚の違いに戸惑っていたみたいで、今回は改めてパソコンの操作方法からプログラムの作り方を復習したそうです。

作った作品は、ねこ歩きのような作品で、音も鳴らすようにしたとのこと。前回の発表では音がならなかったということで、そこを修正したんですね。

途中「ニャニャニャニャニャニャ・・・」と音が鳴りっぱなしになる、ということで質問を頂いたんですが、そこも直せたみたいですね。

次はキャラクターを増やしてみたり、別の音を鳴らしたりして楽しんでみてください!

ニンジャ⑰⑱

兄弟で参加してくれたニンジャです。2人ともScratchによる作品発表をしてくれました。

最初は壁から壁へ移るゲーム、ということでしたが、発表では別の作品になってましたね。

ドウジョウは自由に楽しむ場ですので、どんどんと自分の作りたいものを表現していただければOKです!

発表ですが、まずはお兄さんニンジャがビデオモーションキャプチャによる作品を披露してくれました。

手の動きを認識して、バスケットボールをかごに入れるという作品です。

反射していてわかりにくいですが、カメラで手の動きをパソコンの中に取り込みます。

そしてその手の動きを検出して、バスケットボールが動くみたいですね。そしてそのボールをかごに入れる、という作品。

このビデオモーションキャプチャの機能はScratchの拡張機能ですが、使いこなしていますねー。

これが出来ると、手の動きや顔の動きを作った作品を作ったり、人が来たら挨拶したりするプログラムが作れそうですね。

そして弟さんニンジャです。宇宙で鳥が飛び回る作品ですね。

壁と3本のラインの間を行ったり来たり。

そしてタイマーが20秒を超えると、「ゲームオーバー」と表示され終了。

スコアが20を超えると、YOU WINと表示されて勝利のようですね。

いまは壁とラインの間を行ったり来たりする作品なので、ここからどのように発展させていくのか楽しみですね〜。

あと、toioにもチャレンジしてくれました。

toioはソニーさんとCoderDojoの連携プログラムによって、無期限でお借りしている機材です。

まだ私たちも知らないような遊び方があるようなので、ぜひ他のニンジャたちにも楽しんでほしいですね!

さいごに

記念撮影をして終了!

今回はトラブルもあったんですが、皆さんの協力もあり終えることが出来ました。

今後も皆さんのサポートを頂きながら、一緒に場を作っていきたいです!

お礼

今回現地会場にて、5,200円の募金をいただきました。今後のドウジョウの運営費に充てさせていただきます。

またご参加いただいた方から、「使ってないからー」ということでレゴWedo2.0をご提供いただきました。大変ありがたく、次回のドウジョウから早速使わせていただこうと思います!

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