【みんなでプログラミング】CoderDojo 稲沢正明寺 #34 現地&オンライン
CoderDojo 稲沢正明寺は、6月26日(日)に第34回目を開催しました。
今回も名古屋文理大学文化フォーラムの現地会場とオンライン会場を併用したハイブリッド開催でした。
当日は例年に比べ早めの梅雨明けが宣言されるくらいの良いお天気。というか、非常に暑かったですね!
現地会場はエアコンの温度をいつもより下げて、熱中症にも注意しながらの開催となりました。
それでは、みんなの作品作りの様子を報告していきたいと思います。
参加ニンジャ
- ニンジャ(現地) 12名
- ニンジャ(オンライン) 2名
- メンター(現地) 3名
- メンター(オンライン) 2名
現地会場は兄弟姉妹ニンジャが非常に多い回となりました。8組中4組が兄弟姉妹だったので、半分ですね。
ご家庭でも、プログラミングについて会話ができるのは良いなーって思いました。
ニンジャ①
ここ最近は、毎回レゴWeDo2.0に挑戦しているニンジャです。
今回は発表の時間まで何を作るか教えてくれなかったんですが、「ミツバチと花」というようなテーマの作品を披露してくれました。
ハチがグルグルと飛び回っていて、そして花に取り付けたセンサに手を近づけると止まる、という作品です。
モータを使ったりセンサを使うのには、もう慣れましたね〜。
ただ、途中モータが回らないということで相談がありましたが、ケーブルを差す場所を変えたら動きました。
前回も差し口の違いで動いたり動かなかったりしたのですが、出力の大きさとかが違うんですかねー。
思ったように動作させることができて、とても良かったです!
ニンジャ②
初めて参加してくれたときから、ずっとMaqueenのプログラミングにチャレンジしているこちらのニンジャ。
今回はMaqueenを使ったライントレースのプログラムにチャレンジしていました。
でも、ライントレースってかなり難しいんですね。
車の下に白線検知のセンサが2つあって、そこで黒と白を検知してタイヤを制御。
難しいのは、白線の幅とモータの速さを良いバランスで設定しないと、線を超えてしまうんですねー。
こちらのニンジャも頭抱えながら、メンターさんと相談しながらプログラムを作っていました。
5回中1回上手く動くか動かないかくらいのところまではできましたが、今回は時間切れ。
次回は少し大きな紙を用意していこうと思うので、黒い線を大きくしてみると良いかもしれません。
ぜひチャレンジして、また皆に披露してください!
ニンジャ③
毎回Scratchやロボットアーム、micro:bitなど色んなものにチャレンジしてくれるニンジャ。
今回は toio を前半楽しみ、後半はScratchでゲームづくりを楽しんでいました。
toioでは、ビジュアル型のプログラミングでロボットを目的地まで動かすというプログラムに挑戦。
メンター側もまだあまりtoioを使いこなせていないので、操作方法やプログラミング方法を教えてもらいました。
発表ではScratchのゲームを披露してくれました。
青いバーが上下左右にあって、それを操作しボールを跳ね返すという作品。
バーでボールを20回跳ね返すとクリア。そして外側にある赤のバーに触れるとゲームオーバーだそうです。
上下左右のバーを操作するのは難しいみたいで、発表のときはクリア画面まで到達できず・・
ただ、あまり見たことがないタイプのゲームだったので、すごく新鮮でした。
Scratchを使えばオリジナルの作品も作ることができるので、どんどんと皆さんにもチャレンジしてほしいですね〜。
ニンジャ④
毎回Scratch作品を作って披露してくれるニンジャです。
今回は「スポーツゲームを作る」と最初の自己紹介の時に話していて、どんな作品ができあがるのか楽しみにしていました。
スポーツだと、最近は野球っぽいものだったり、あとサッカーに関する作品を作るニンジャは多いんですが、こちらのニンジャは「ボクシングゲーム」
キャラクターが味方と敵の2人いて、キー入力でパンチやキックを繰り出して戦うバトルゲームですね。
左にいる人間のキャラクターを操作して、、
このようにパンチを出すんですね。伸びた手の先を見ると、グローブを付けているのか少し紫っぽくなってますね!細部にまでこだわった作品ですね。
パンチしている様子は、上の動画がわかりやすいです。敵(ネコ)に向かって「パンチ!」
(移動のときの足の動きがかわいい^^)
まだ勝ち負けの判定や、レベルに応じた敵キャラの変更などは作成中ってことですので、完成がものすごく楽しみです。
出来上がったら、ぜひ皆で遊んでみたいです!
ニンジャ⑤⑥
初めて参加してくれた姉弟ニンジャです。
まずはお姉さんニンジャから。プログラミングが初めてとのことで、まずはScratchでネコ歩きにチャレンジしてもらいました。
パソコンの操作を保護者の方に教えてもらいながら、一緒に作品作りに取り組みました。
ローマ字で文字を入力するところは、まだ難しいということなので、タイピングソフトなどで練習してもらうのが良いのかなーって思います。
発表では、ネコ逃げを改良した作品を披露してくれました。
宇宙人(?)のキャラクターが縦横無尽に動き回るお部屋ですね。
そこをねずみのキャラクターをマウスで操作して、捕まらないように逃げるという作品です。
初めてということでしたが、まずは1つ形になってよかったなーって思います。
そして次は弟さんニンジャです。レゴWeDoでヘリコプターを作りました。
レゴのパーツを探すのに苦労していたようですが、お姉さんニンジャも助けてくれてましたね。
モータで巻き上げてパンダを救助するという作品ですが、ちゃんと動くところまでできました。
ドウジョウとしては、時間内に完成しなくてもいいよってお伝えはしていますが、やっぱり完成!ってなると皆うれしそうですね。
ニンジャ⑦⑧
前回は2人ともレゴを使って楽しんでいた姉弟ニンジャです。
今回お姉さんニンジャはmicro:bit , 弟さんニンジャは maqueen , レゴ、といろいろなものにチャレンジしました。
まずはお姉さんニンジャから。
micro:bit のLED表示と音を鳴らす機能を使って、作品作りを楽しんでいました。
LED表示では、自分の名前(アルファベット)を順番に表示するようプログラムしました。
5 ✕ 5 の 25個のLEDを使って、どのようにアルファベットを描くのか、
そして、それをどのくらいの時間間隔で表示させるといった部分を試行錯誤。
でも色々試すことで、名前が順番に表示されるようプログラミングできましたね。
そして、アルファベットの表示が切り替わるたびに、音がなるように工夫しました。
目で見て楽しい、そして耳でも楽しい作品になったんじゃないかなーって思います!
そして弟さんニンジャです。
maqueen を走らせるプログラムを早々に完成させ、会場内の少し広いスペースで試運転。
前に進ませたり、横に曲がらせたりと、いくつかの動きをプログラムすることができましたね。
そして残りの時間は、レゴで作品作り!
前回同様に、かなり個性的な作品を披露してくれてとても楽しかったです^^
ニンジャ⑨⑩
何度か参加してくれている姉弟ニンジャです。
今回は2人ともScratchを使って作品作りを楽しんでいました。
まずはお姉さんニンジャから。
Scratchのコーディングカードの中から『物語を作ろうカード』を選んでチャレンジしました。
主にキャラクターデザインに今回は注力してたみたいですね。
まずクマのぬいぐるみに目が行きますよね!
こちら自分で描いたそうで、とても可愛い。影も使って立体感を出しているようで、クマさんのふわっとした感じが非常によく伝わってきます。
他にもキャラクターのサイズを変えることで子供のように見せたり、背景にある棚にも奥行きを表現したりと、かなり時間を掛けて描いてくれました。
キャラクターを動かすことも楽しいですが、Scratchだと絵を描くことも自由にできて楽しいですよね!
続いては弟さんニンジャです。
作品作りの様子を見てましたが、色々とチャレンジしているようでした。
ゲームを作ったり、あと別の人が作ったビデオモーションキャプチャの作品のリミックスを楽しんだりしているようでした。
最後に発表してくれた作品は、横スクロールのアクションゲーム。
某アクションゲームのようですね!
キーボードの操作によって赤い帽子を被ったネコを操作し、ステージをクリアしていくゲームです。
ジャンプの動作は意外にもそんなに難しくはなくて、Scratchのコーディングカードを参考にすれば実現できるんですね。
ただ上の画面のように、特定の場所(今回だったら草のあるブロックの上)で止める、落下しないようにする、というのはすごく難しい。。
ここでつまづいちゃうニンジャが多いんですよねー。
でもこちらのニンジャは、それを上手くプログラムしています。
ぜひぜひ他の皆さんにも参考にしてほしいです!
ニンジャ⑪⑫
初めて参加してくれた兄弟ニンジャですね。
2人ともプログラミングは初めてということで、Scratchにチャレンジしてもらいました。
ネコ歩きやネコ逃げでScratchの基本を覚えてもらった後は、Scratchのコーディングカードにチャレンジ!
こちらのニンジャは、「ジャンピングゲームカード」にチャレンジしました。
テキストではヒヨコが卵を飛び越える作品となっていますが、シロクマがシロクマを飛び越えるという作品に作り変えていました。
背景もシロクマが出てきそうなものを選んでいたりして、世界観が統一されてるなーって思いました。
あとスコアをつけたり、流れてくるシロクマの数や大きさを変えたりしても楽しいかもしれませんね!
また、ドウジョウでは初めてタブレット+外付けキーボードという組み合わせを見ました。
問題なくScratchの作品作りができていたので、その点はこちらもすごく参考になりました。
続いてこちらのニンジャは、「追跡ゲームカード」にチャレンジしました。
自由に動き回る星を好きなキャラクターで追いかけて捕まえよう、という作品ですね。
こちらのニンジャは、ドラゴンで星を追いかけるというプログラムを作っていました!
そしてある点数になるとレベルアップということで、ステージが変わるようプログラムしてますね。
ステージを変えるだけじゃなく、他にも星のスピードを変えてもいいですし、敵を追加したりするのも楽しいかもしれないですね。
どんどん自分なりにアレンジしてもらえると良いのかなーって思います!
ニンジャ⑬
ここからはオンラインで参加してくれたニンジャのご紹介です!
まずは今回初めて参加してくれたニンジャから。Scratchでの作品作りにチャレンジしました。
基本の操作を覚えてもらってからは、ウサギを動かしたり、お部屋の色を変えたりとか、色々と作っていたみたいです。
スタートすると、ウサギがぐるぐると回ったり、「こんにちは」とお話したりと楽しそうな様子が伝わってくる作品ができましたね。
ある一定の時間が経つとかな?ステージも変わるみたいですね。
その間もウサギさんはぐるぐると回り続けてて。
更にどんどんステージ(背景)を変えていっても楽しい作品になるかもしれないですね〜。
一通りの操作方法やブロックの使い方は知っていただけたようなので、ぜひこれからもいろんな作品にチャレンジしてほしいです!
ニンジャ⑭
オンライン2番目のニンジャは、マイクラ回などにも参加してくれてるニンジャです。
今回はScratchで物語を作ってくれました。
お腹がすいたクマさんがやってきて、、
リンゴを見つけて、食べる!という作品ですね。
リンゴの一部を欠けさせることで、食べてる様子がとても良く伝わってきますね〜。
そして全部食べたら、満足したのかな?クマさんは歩いてどこかへ行ってしまいました。
Scratchだと、ゲームはもちろん、このような物語やアニメーションも作ることができます。
こうしたいなって思ったものを、すぐに形にすることができるのはいいですよねー。ぜひクマさんのその後も知りたいですね!
さいごに
みんなで記念撮影して終了!
良い笑顔ですね^^
今回は兄弟姉妹での参加が多かったですね。
プログラミングをご家族の共通の話題として欲しいな、というのはCoderDojo 稲沢正明寺が想っていることの1つです。
ぜひご家庭でも作品作りや、また作ったもので一緒に遊び楽しんでほしい!
募金・寄付へのお礼
今回現地会場にて、2,450円の募金をいただきました。大変ありがとうございました。
今後のドウジョウの運営費に充てさせていただきます。
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